原美術館にて ウィリアム・エグルストン: パリ−京都 展を見てきた



ウィリアム・エグルストン

さて、品川の原美術館にて、現在開催中(2010年8月22日まで)の展示、ウィリアム・エグルストン: パリ−京都 展を見てきた。


街角写真

私自身は、この作家は、初めてこの展示で見てので、何おまえ知識もなしという状態で見ました。
展示内容は、写真がメインでそれに付随して軽く描かれた雰囲気のあるカラフルな抽象画が少しというもの。
今回の展示が、”パリ-京都”と街がテーマであることもあるのかもしれないけれども、展示されている作品は、街角を切り取ったようなもの。街の写真というと、街並みを捉えるというのが普通の印象だけれども、この作家が切り取る写真は、ポスターや看板などをしかも、その全体を捉えるというよりは、その一部を捉えるというもの。そして、その切り取られた様子がとてもカラフル。この画面がとても印象的な作品群。


さくさくっと

というところなので、どちらかというと強い衝撃を受けるというような感じよりも、心地よく展示に浸るというところか。街並みを捉えるながらも、そこに、猥雑な雰囲気を入れるというのでもなく、切り取ったものが、その街から独立して、カラフルな一つの画面となるというところが面白いところだろう。そして、その延長線上にあるのが、少しばかり展示されているカラフルな抽象画ということになるのだろう。


気分転換に

まぁ、もうすぐ終わってしまいますが、ちょっと気分転換に面白い世界を味わってみてはいかがでしょうか。


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