久しぶりにブラジルの Tempus Fugit



ブラジル

かなり、プログレ然としたサウンドで、1997年に衝撃的にブラジルから登場した Tempus Fugit は、明るめの曲調に、キーボードサウンドを主体として、スピードではなくて、雰囲気で勝負するタイプのバンド。ただ、それが返って時代に合わないという感じもあってか、デビューの頃は結構注目なバンドだったけれども、その後、何となく沈滞した状態になっていたバンド(一部私見)。


2008年

そのTempus Fugit の2008年新作、”Chessboard” を聴いてみた。
全体のサウンドは、良くも悪くも時代を追いかけずに、まさにプログレという感じのサウンドを保持している。これが、いまのタイミングで聴くと結構新鮮な感じもしてくるのが不思議。それは、個人的にどちらかというとエモっぽい、もしくは、メタルっぽいものを最近よく聴いていたためなのかもしれない。


美しい

女性ボーカルが入る曲もあったりして、とにかく全体的に穏やかで美しい。毒でもって攻めるタイプとは正反対という感じで、ひたすらに穏やかに美しく迫る。そこのところがむしろ弱点のような気もするけれど、その辺は好み次第。
ただ、やっぱり、いろんなタイプの音楽を聴いていたい私としては、こういった音のバンドもとても貴重だし、聴き応えがある。
"My Proncess"なんかは、昔の Tai Phon だとか、Sebastian Hardie あたりの美メロプログレのイメージにも近い。
昔からプログレが好きな人にはお勧め。


関連リンク:
MySpace.com - Tempus Fugit - Rio de Janeiro, BR - Progressive / Rock / Progressive - www.myspace.com/tempusfugitofficial
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