さよなら ナム・ジュン・パイク展:ワタリウム美術館



1.ワタリウム
さて、先日残念ながら亡くなったメディアアートの第一人者、ナム・ジュン・パイク氏の追悼的展示が表参道というのか青山というのかあたりにあるのワタリウム美術館にて、開催中で、2006/10/9まで。


2.フルクサス
初期のテレビをモニターとして利用したビデオアートというか、現代のデジタルメディアアート以前のアナログメディアアートな人。これは、私だけの感覚かもしれないですが、どこか伝説の人物的で名前は知っているけど、じつは、作品を見る機会がまりないというような気がする。原美術館にはおいてあるけれど。
それから、私もそれほど詳しくないのですが、関連キーワードとしては、フルクサスだとか、ジョン・ケージヨーゼフ・ボイスあたりも関連してくる人物。


3.逆説だったり言葉遊びだったり
作品の印象っていうと、とにかく、そのものが本来あるべき機能とは全く違うものとして機能させたり、展示させたりというところで、それが、テレビと植物を組み合わせたり、水槽の後ろにモニタだとか、タイトルが「ケージの森/森の啓示」だったり。


4.時代を感じる
で、おそらく、これらの作品て当時としては最新感の強いものだったと思うのですが、今やデジタルになりブラウン管は消えていき、となると、むしろ、時代感を感じさせもするのがおもしろいところ。ときに、今やブラウン管テレビって捨てられたり、たたき売られたりしているから、今のうちに集めておいて、何かおもしろいことをブラウン管テレビで出来れば面白いかもしれないと想像してみたりする。


関連リンク:
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