2005-04-25から1日間の記事一覧

ヴァルター・ファルク 近代の終焉におけるフランツ・カフカと表現主義者たち

カフカ関連の書籍もこのところ充実。日本では代表的なカフカ研究者にて翻訳者、池内 紀氏による作品をはじめ、何が起こっているだろうというぐらいカフカ関連書籍が出版されています。 そんななかで、特に目を引いたのが「近代の終焉におけるフランツ・カフ…

近藤 耕人 サミュエル・ベケットのヴィジョンと運動

ベケットに関する書籍もこのところ旺盛です。2年前(2003年)にベケットの評伝「ベケット伝」が出版されて、2004年の12月には、「アレであれコレであれ、ベケット」というものも出ているみたいです。今回出版されたのは、「サミュエル・ベケットのヴィジョン…

コーチ・ジャンルーカ 安部公房スタジオと欧米の実験演劇

安部公房による演劇的試みが、このところ再注目されているようです。丁度1年ほど前(2004年4月)に「安部公房の演劇」が水声社より出版になりましたが、今度は、「安部公房スタジオと欧米の実験演劇」とのタイトルで、彩流社から2005年2月に出版されました…