イタリアの現代ジャズロックの星 DEUS EX MACHINA
DEUS EX MACHINA
DEUS EX MACHINA はイタリアのバンドで、AREAを髣髴とさせるテクニカルな演奏に、野太く印象深いボーカルで、ジャズロックな世界を拡張させているバンド。ここしばらくは、活動休止状態だったとおもっていたら、突如新作 Devoto がリリースされたので聴いてみた。変わらず
まずは、音楽スタイルとしてはこれまでと大きくは変わらないそれで、印象深いボーカルで楽曲を引っ張りながら、ジャズテイストあふれるテクニカルな演奏が切り込んでいく。とにかくかっこいいそのサウンドは期待通り。特に、バイオリンの切り込み、ギターのエッジの効いたフリーな演奏、そして、オルガンのうなりこのあたりが、アンサンブルとともに、音そのものも印象深いそれを演出している。
ヴィンテージロック感
その意味では、それらの楽器の音の出し方が、ヴィンテージ感もあって、大人なロックというイメージも付け加わっている。アンサンブルな疾走パートもかっこいいけれども、スローにギターが奏でられるパートにもかっこよさを感じさせるところは、まさに大人なジャズロック。
味深く
その意味では、激しさに彼らのハードエッジに魅力を感じていたかつてに対して、より味わいの深さを感じさせてくれるのがこのアルバム。テクニック的な要素だけではなくて、アルバム全体から漂ってくる色香が、味濃いそれで、サウンドの持つ心地よさがにじみ出てくる。また、ブラスの効いたビッグバンドな印象のサウンドもあるなどそのあたりも印象的。
快作
久々の作品だけにどう展開してくるのかと感じていたが、期待以上の出来で、とても満足している。イタリアンジャズロックが好きな人はぜひとも聴くべき逸品です。関連リンク:
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