Kramakanic の新作はポッププログレになってました
Karmakanic
Karmakanic は、現代プログレの大御所の一つ Flower Kings などで活躍するベーシスト、 Jonas Reingold によるバンド。その2011年新作 In a Perfect World がリリースされたので聴いてみた。あれっ
一聴して感じるのは、そのポップシンフォの充実ぶり。もともと、超絶ベーシストでもある Jonas のバンドだけあって、ジャズロック色の強いバンドという印象もあったのだけれども、アルバムごとにそのイメージを変えながら、さらに、Roine Stolt による Agents of Mercy とのライブツアーの影響などもあってか、この新作では、かなり聴きやすいメロディーを有したポップシンフォサウンドに仕上がっている。YES的
イメージ的には、Yes のサウンドのようなイメージ。シンフォニックな楽曲構成を持ちながら、明るいイメージのメロディーに加えて、コーラスワークも交えながら、当然、Jonas の駆け上がるようなベースラインも堪能出来るという。そして、このメロディーの美しさがとってつけたようなレベルではなくて、かなりレベルが高く、普通に心地よく口ずさめそうなそれ。なので、音調は違うのだけれども、YES的な方向性のアルバムになっている。
いいです
その元々のイメージとの落差から、最初は、あれっていう感じが強いのだけれども、そのメロディーラインの圧倒的な良さによって、一気に虜になってしまう。しかも、ただポップなだけではなくて、長尺の曲を交えながらなので、その楽曲の構築美とそして、Jonas だけではなく、キーボードには、Lalle Larsson が参加しているなどもあり、演奏技術的にも聴き所満点で、いろいろと楽しめる側面がある。
なので、はっきりいって万人向けにいい作品です。ここまで、普通にいいアルバムに仕上がっているのは予想外だったのですが、テクニカル一辺倒ではないので、多くの人が堪能出来る作品だと思います。
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