フランス屈指のバンド NEMO の Barbares
フランス
私は、このバンドはこのアルバムが初めて聴くし、それどころか、このアルバムまでは、このバンドの存在自体知らなかったのだけれども、フランス屈指のバンドという噂なのが、今回紹介する NEMO で Barbares という作品。バンド
2000年に結成された4人組のバンド。アルバムデビューは2002年。その後、順調に活動し、アルバムリリースも続けていて、この作品は、スタディオアルバムとしては、6枚目にあたる。さて作品
作風はちょっとメタルっぽい雰囲気もある正統派なプログレ、シンフォニックサウンド。フランス語で歌われている事も相まって、フランス的な雰囲気をなんと無く感じさせる、ちょっと哀愁があるというのか、無機質サウンドではなくて、感情的なサウンド。演奏は、派手ではないけれども安定している。時にキーボードが前に出てくるところもあるし、ベースラインが際立つところもあるので、適度なアンサンブルというところで、個人技で攻めると言うよりは、バンドの完成度を感じさせるタイプ。ボーカルは、一般的で大きな特徴はない。
コンセプト？
ジャケからしてアニメ風な感じで、近未来的な戦いといったストーリーを想起させる。ブックレットの中身もそんな感じなので、コンセプトアルバムなのではないかと思わせるけれども、何せフランス語が理解不能なため、解読出来ず。プログレ好き向け
サウンドは、かなりプログレ度が強くて、かつ、現代的な処理もあまりされていないので、古くからのプログレファン向きのサウンドだと思う。逆に、近頃の、聴きやすくなりすぎている感のあるプログレではなくて、古き良き要素や、ユーロロックの土着感がやっぱりいいいよなーって思う人には、もってこいの音だと思う。
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