狂気の祭典 David Gilmour より



Pink Floyd

史上最大と呼ばれるバンドの一つ、Pink Floyd のギタリスト、David Gilmour によるライブ映像 Live in Gdansk を見た、邦題のタイトルは、狂気の祭典。ちなみに、この大胆なネーミングは邦題のみ。さらに、ちなみに、私が入手したのは、DVD2枚とCD2枚の4枚組の輸入盤。結構、バリエーションがあって、日本盤のデラックスなやつはかなり高価。


オーケストラ等々

全般的には、やっぱり、David Gilmour 個人名義だけあって、完全にDavid Gilmour 中心の演奏。ただし、オーケストラがバックについていたり、それから、Phil Manzanera も参加していたりする。


追悼盤

そして、何よりも、キーボードには先日亡くなった Richard Wright がいると言うところが見逃せないところ。うまくはない歌を渋く歌うあたりがうまくないだけに、さらに涙を誘う。Pink Floyd のメンバーも一人ずつ減っていく。


選曲

Pink Floyd 時代の曲からいくつかと、David Gilmour の最近の作品 On An Island からの曲を演奏。Pink Floyd 時代の曲はというと、結構満遍なく、David Gilmour 本人が気に入っている曲を集めましたという感じ。


演奏

メンツ的にもそこそこのメンバーを集めているので、ぶれない確実な演奏。そんななかを、David Gilmour の泣きのギターが中心に据えられている。どちらかというと、みんなでお膳立てをして、David Gilmour の演奏を目立たせているという感じもする。


やはり

で、やっぱり思うのは、Comfortably Numb がどうにも名曲でたまらないと言うこと。それから、On An Island からの曲もいい。それから、Pink Floyd 時代の初期から全盛期における曲もいいのだけれども、意外にいいのが、Roger Waters 抜きで作られた作品から、High Hopes や A Great Day For Freedom 。このあたりは、Pink Floyd の曲の中でも、Roger よりではなくて、David よりの曲だと言うことでもあるのだと思う(だから、animals からの曲はない)。ある意味では、すばらしいベスト盤ともいえる。


もう

まぁ、もう、Pink Floyd として活動することは無いと思うけれども、その残した物のすばらしさは依然として輝いていて、Pink Floyd としての演奏ではなくても、当時の楽曲のすばらしさは、このソロライブからも堪能することが出来る。
やっぱり、最終的には決別したとはいえ、二つの才能(+一つの大きな才能の影)があったから、あの伝説的なPink Floyd の作品群が生まれたのだと思う。
で、ソロでの演奏は、どこか回想的になってしまうのはしょうがないと思う。
それにしても、全盛期のPink Floyd のすごいライブ映像ってのは、発掘されない物なのだろうか。

関連リンク:
David Gilmour | The Voice and Guitar of Pink Floyd | Official Site
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ギルモアさん、さすがにお腹一杯です。
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