カナダのジャズロックバンド Mahogany Frog の DO5
5枚目
カナダのジャズロックバンド、Mahogany Frog の2008年リリースのおそらく5枚目のアルバム、DO5 を聴いてみた。ジャズロック
このバンドのアルバムを聴くのは、これが初めてなので、他の作品に対してどうなのかは不明。全体の音としては、完全なジャズロックで、ボーカルレス。キーボード、ギタードラム、ベース＋トランペット？のそれぞれが適度に主張しあいながらすてきなアンサンブルを作り上げる。正統派ジャズロックという印象で、カンタベリー系の音に近い。デジタルの要素も若干は入っているようだけれども、キーボードサウンドなどは特に、アナログ感が強くて、泥臭さも感じさせる濃いアンサンブルを聴かせるバンド。特に、オルガン・Moogなどの音が混じりはじめるところがかっこいい。
正統派
まさに、正統派な感じの音で、スローなテンポの入れ方とか、演奏のテンションが上がっていく様などは、見事に仕上がっている。若干のあそびも適度に入れるあたりも、正統派的。本当にテンションの高い完成度の高いジャズロックアルバム。濃いアナログ感の強いジャズロックがお好きな方には超お勧め。
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