Opeth Live @ 赤坂BLITZ

遂に

そして、遂にやってきたスェーデンのデスメタル系ミクスチャーバンド Opeth。そのテクニカルで、幽玄で、デスで、そして、ナイスなキャラクターなライブを新しくなった赤坂BLITZにて体験してきた。

ダッシュ

ということで、平日のライブ好例のダッシュで、話題の赤坂サカス内にある新生赤坂BLITZへ。到着は、ライブ開始15分前で、ちょうど私が到着したころは、会場に流れる音楽は、ANEKDOTENで、意外というか、適切というか。既に会場は結構な満杯具合。ただ、圧縮されているほどではないので、隙間を縫って前のほうへすりすりと進む。そして、ほぼ時間丁度にライブが始まる訳です。

ベスト的

watershed が発売されたばかりなので、そのアルバムからの曲を満載してのライブかと思いきや、そうではなくて、昔のアルバムの曲もかなり演奏していて、どちらかというとベスト盤的な選曲。

すばらしい

そして、これがやっぱり演奏はかなり抜群で、かつ、ボーカルも当然、見事にデス声と伸びやかなクリアボイスを使い分けながらほぼ乱れることなし。デスメタルから、パワーメタルから、ハードロックから、プログレッシブロックからと、様々なタイプの音を横断しながら、変幻自在の世界観を見せつける。
リズムも、かなり複雑化しているために、聴く方も、頭を振りながら、一方で冷静にリズムを聴き取りながらという、ちょっと不思議な感じで、この興奮と冷静さの狭間で音楽を楽しむというのが、これが、私にとっては無情の悦び。前回のライブは、Mars Volta だっただけに、Mars Volta に比べれば、十分にノル事が出来るという印象でもあった。