いとうせいこう氏をゲストに迎えて @ICC



サイレント・ダイアローグ

ICCにて、まもなく終了するサイレント・ダイアローグ展の最後を飾るアーティストトークに行ってきた。今回のメインアーティストの藤幡正樹氏、銅金裕司氏にゲストとして、いとうせいこう氏。


不思議な人たち

とっても不思議な人たちの話は、とても面白いし、なんか、勇気づけられる。植物との対話のようで、植物との勝手なやりとりの思い込みのような、それを、どこか認識しているような漢字なのが面白い。タイトルは、サイレント・ダイアローグだし、根っこにはまじめで真摯なアプローチがあるのだけれども、それだけでないところが、アートとして成立しているところだと思う。


ざっくばらん

今日は、比較的ざっくばらんに話している感じがとても面白くて、時々、哲学的で科学的な根源の話しが出てくるあたりもありつつ、いろいろと、ばかばかしい話しもあって、結構楽しくて、堅苦しく議論する内容ではなくて、こういう内容も時には面白い。


FFT

ところで、途中で気になった話しは、植物の電圧反応がどこまで本当かを議論するところで、何もしない時の状態と、照明を上下させたときの状態とを、FFT平均で比較していてそこに差異が見たれるというもの。これって、外力が周期的とはいえ時間変化しているので、FFTの平均化で比較するのでは、ちょっと不適切ではないかと思う。全体を平均化するのではなくて、ライン事に平均して、ウォーターフォール表示とかで比較したほうが言いように思う。それから、照明の上下する周期がどうなっているかも、結果に影響したりするだろうから、上下する周期をスイープアップするとかして、その上下周期に対して、トラッキングしてみないとわからないところもあるような気がする。


いずれにせよ

いずれにせよ、なんだか、疲労満点で現実的なことをずっと対処する日々だったので、こういったまじめでばかばかしくて、でも何かの発見があるようなことをしている人々の苦しそうで、楽しそうなそんな感じの現れたトークで、とても楽しめた。


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