岡本太郎 [明日の神話] と 常設展: 東京都現代美術館



1.特別公開
2006年に、汐留にて公開された岡本太郎による巨大壁画作品。もともと、メキシコでは巨大壁画時代があって、様々な画家か大規模な作品を作成していたが、その影響もあって、作成された作品。しかし、制作後行方が不明になったまま結局崩壊寸前の状態で発見されたという作品(詳しくはこちらを参照)。その作品が修復されて、汐留の公開および今回の東京都現代美術館での特別展示に至っている。ちなみに、公開は2008年4月13日までの予定。


2.炎
壁一面を覆い尽くす巨大作品。やはり、近くで見ると修復の跡が見えるが、そのあたりは、実際にはあまり気にならない。様々な形状には、まさに岡本太郎というモチーフが使用されていて、曇天のような背景の下に、炎に包まれた人間のような形状そして、一面を這い回る炎のようなもの、細かく様々なところに配置されたこれも、人間のような形状。曲線と鋭い先端をむ円錐。その大きさもあって、かなりの迫力の作品。期間も長いので一度くらいは見てみる価値があると思う。


3.その他の常設展
現在の常設展は2007年7月1日まで。
3.1 1階追加コレクション
新たにコレクションした作品を中心に展示されている。一時期作品の購入が出来なかった東京都現代美術館だけれども、購入予算をようやく確保したということだろうか。
新収蔵作品は、近年の日本人作家の作品が増えているのが印象的。それから、少し前の現代美術作品。現代美術館らしい収蔵。
3.2 2階明日の神話特別展
2階の展示が特に現代美術ファンにはさらに楽しい展示。先述の岡本太郎作品を中心に、岡本太郎作品の前には岡本太郎と同時代の日本を代表する現代美術作品を中心に展示されていて具体、アンフォルメルな作品が展示されている。それから、明日の神話を通り過ぎると、現代の作家達。会田誠ヤノベケンジ、宮島達男、八谷和彦。日本の現代美術を堪能できる構成になっている。
こちらに展示作家の一部を比較)。


関連リンク:
dLINKbRING.Art.東京都現代美術館
東京都現代美術館:MOT 『明日の神話』特別公開
dLINKbRING.Labo.dicmulsearch.人物史比較.明日の神話特別展展示作家
関連サーチ:
岡本太郎(AMAZON.co.jp)
岡本太郎(Google)
岡本太郎(Technorati.jp)
岡本太郎(del.icio.us)

Powered BY AmazoRogi

岡本太郎 「明日の神話」 再生への軌跡
発売元 : バップ
発売日 : 2006-12-21 (1DVD)
売上ランク : 35381 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 2,940 通常24時間以内に発送
評価平均 : /2人
修復スタッフが抱く岡本作品への敬意が伝わるドキュメンタリー。特典映像も必見
つれづれフィルム
Powered BY AmazoRogi Data as of 2007-05-19
See detail & latest visit AMAZON.co.jp