TOOL : Zepp Tokyo - Rogi073.Diary 2.0

1.混みすぎです
さて、平日ライブは常にですが、今日もまたダッシュにダッシュを積み重ねて、なんとか、時間にまにあって、ライブ会場に到着。とおもいきや、まだ長蛇の列が会場の外まで。何とか、列の後尾に並んで中へ。すると、今度はドリンクバーが長蛇の列。それでも、並んでいると、そう、最早開演時間を過ぎていて、そして、公演が始まりますので、中へ入ってくださいと係員が叫ぶ。ドリンクは一気飲みしてしまって、そして、会場になだれ込むと、既にメンバーが舞台の上に。隙間を縫って少しでも中へと目指すが、超満員でほとんど動けず。スタンディング恒例の、背伸びし続けて、そして、頭の隙間からのぞき込みライブが始まるわけです。

2.すごすぎです
ただ、ライブが始まるともう、なんというか、混んでようが何だろうが、すごいというしかない。SE的に電気音がアンビエントを包む中、強烈なテクニックで、疾走する演奏。Mynard James Keenan が不思議に踊りながら時にはりのある高音で時に叫ぶように時にささやくように歌う。
しかも、すごいのが、変拍子とリズムチェンジの洪水で、よくあれでタイミングが合うものだと、5拍子になったり7拍子になったり、3拍子になったり、11拍子になったり。聴く方も聴く方でリズム取りが追いつかない。しかも頭出しが拍子の途中だったりするから、こりゃすげーと感服するしかない。

3.曲は
最新アルバム10.000Daysからを中心に、過去のアルバムのおいしいところを数曲で、満足な選曲。10,000Days なんかのスローなパートを確実に演奏しながら盛り上げる曲のほうが、個人的には好きで、浸りきれる演奏が心地よかった。部分的には、Pink Floyd の ehoes を想起してみたり。ヘヴィーパートはやはり、会場もかなり盛り上がるし、細かく作る決めが確実に決まるところも心地よい。あと、いつも通り、舞台背景は不思議な映像が流されている。一部DVDで発売されたものも含まれるけれど。あの独特のCGがまたこれちょっとダークな感じだけれども美しい。

4.やっぱりライブです
そう。やっぱりライブです。演奏がうまい、そして、時に観客を置き去りにするぐらいうますぎる演奏のうまさをもっているバンドのライブはやはり楽しい。少し前の、Mars Volta もすごかったけれど。すばらしい2時間。こう、すっきりしないことが多い世の中だけれども、こういうライブ行くと、少なくともその間だけは全てを忘れ去ることが出来る。
次は、MUSEです。

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