MYLLARIT : Metsolan Kuningas



1.カレリア
現在は、フィンランドとロシアの国境地帯に位置する地域に当たるカレリア地方をルーツにもつバンドが、今回紹介するMYLLARIT。カレリア地方は、フィンランドの魂の故郷とも呼ぶべき地域であり、現在も国境部に位置するなど、過去歴史の中で紆余曲折を経た地域でもある。Hedningarna(dLINKbRING.Music.Hedningarna)やPain of Slavation(dLINKbRING.Music.Pain of Salvation) などの曲でも取り上げられるなど、現地の人にとってもはとても重要な地域であるみたいだ。


2.トラッド、若干ラディカル
バンド結成は1991年に遡る模様で、既に5枚ほどリリースしている様子。トラッドベースのバンドで、オリジナルの他にトラッドの編曲などの作品も演奏している。言語が全くわからないので、今回紹介する”Metsolan Kuningas”がどういったコンセプトの作品なのか不明だが、音の方から行けば、ソフト路線のトラッドロック。最近は、あまり活発な活動が感じられない Hedningarna などのラディカル・トラッドの音ほど鋭くはないが、方向性としてはそちら側。曲によって、ボーカルなし、男性ボーカル女性ボーカルとバリエーションを持つ。今回のアルバムの中では、トラッドベースの楽曲7曲目が女性ボーカルのゆったりとした美しい曲で秀逸。全体的にも、適度のバランスで、曲自体のレベルも高い。


関連リンク:
Myllarit
GARDEN SHED online shop
using 'del.icio.us'
関連サーチ:
myllarit(AMAZON.co.jp)
myllarit(Google)
myllarit(Technorati.jp)
myllarit(del.icio.us)
myllarit(Last.fm)
myllarit(YouTube)
Powered BY AmazoRogi