Gainer Workshop:ICC



1.そういえば
もう、1週間以上前になってしまいますが、Gainer という、電子工作とプログラミングをつなぐインターフェイスの基盤(I/Oモジュール)の使い方についてのワークショップに参加しました。主催は東京初台にあるNTTインターコミュニケーション・センターICC で、材料費のみで参加可能で、午後一杯を使っての講義と実習。応募者がそれなりに多くて、すぐに定員に達したらしい。


2.詳しくは
詳しくは、Gainerのサイト(こちら)を訪れていただくの一番と思います。加速時計なりなんなりのセンサーを基盤側につないで、それをUSBでパソコンとつなぐ。その基盤のコントロールAPIにて、比較的簡単にプログラミングでできるというしろもの。I/Oモジュール自体は買わないといけない(TriggerDevice itemsで買えます。)けれど、ライブラリなどはオープンソースです。


3.面白いけれど、アイデア次第
電子工作とプログラミングでリアルな世界とデジタルな世界をつなぐということで、とても面白いもの。PICをもっと簡単にしたイメージだと考えればいいと思う。センサーで得られる情報をコントロールのトリガーにすることで、いろいろなことが出来るので、アイデア次第でいろいろな可能性が広がる。ただ、ぱっと思いつきそうなアイデアではまだまだ足りない感じがするので、アイデア勝負なデバイス。勿論、ある程度のプログラミング技術と電子工作技術は必要だけれど。


4.アナログとデジタル
いままでは、比較的Web World がチープ革命を起こしているかのようだったけれど、DIYだとか、プロシューマー(生産消費者)と呼ばれる流れってのも確実に太くなってきていて、すると、デジタルワールドだけではなくて、アナログワールドももっと変化が起こるのでは無いかと思ったりもする。
となると、例えば、家電なんかもAPIを公開してはどうなのだろうかとか、極端に言えば、特許さえも無くしてしまえって、ハードウェアのオープンソースなんかもありではとまで思いもする。
そんなことを思うと、こういったアナログをプログラミングで簡易にコントロールするデバイスって、とても可能性が在るような気がしてならない。


5.ちなみに
ちなみに、ワークショップはなかなか面白かったです。とりあえず、扱ってみるというレベルではあったのですが、入口さえ突破すると、そのあとはひたすら進めば、という側面もあるだろうので、十分な内容、あとは、これで遊ぶ時間をどうやって捻出するかだ。

関連リンク:
dLINKbRING.Art.NTTインターコミュニケーション・センターICC
ICC Online
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