The ENIDがやっぱりすばらしすぎる



1.紙ジャケ
まさかまさかの紙ジャケ再発を果たした、英国最大の秘密であるバンドであり、かつ、英国最大のカルトバンドでもあった、The ENID。やっぱりすばらしすぎます。


2.シンフォニックロック
プログレというと、ロックの文脈に、ジャズ、クラシック、民族音楽などなど様々な音楽性をまぜこぜにしたタイプの音楽だけれど、このThe Enidはその中でも、クラシックの要素をふんだんに取り入れたバンドである。シンフォニックロックと呼ばれるバンドは数多くあるけれど、まさにクラシカルなロックを展開するバンドとしての頂点は、私個人の勝手な意見ではやはりこのThe Enidであると思う。


3.久しぶりに、そして感動
再発を機に再度、The ENIDを聞き直しているのですが、やっぱりすばらしい。まだ、私がプログレというジャンルに足を踏み入れたばかりの時に、聴いたときにも、激しい衝撃を受けたのだけれど、再度聴くとそのときの衝撃を思い出して、少し郷愁に浸ると同時に、良くなった音質に、さらなる感動を覚える次第。ボーカルが前面にフィーチャーされた、"Something Wicked This Way Comes"もすばらしいけど、クラシカルな要素をふんだんに取り入れた、"The Spell"もこの上ない感動。


4.個人的にはベストバンド
プログレ界には、メジャー四天王以下、癖のある、そして、なんともすばらしいバンドが数多く存在して、特に、四天王以下のバンドについては、各個人によってどのバンドを絶賛するかは、変わってそれをそれぞれに語りあうというのも、また楽しいところですが、私自身の個人的な意見では、ベストバンドは、やっぱり、"The ENID"だと、改めて思った。しかも、当時としては珍しすぎる、インディーズという形態であの音を実現したのだから、ちょっと恐ろしすぎるし、すばらしすぎる。こういう形態って、ある意味、web2.0的。誰もが、理想として掲げる形態なのかもしれない。


5.今は
様々な、苦境のなかで、今もなお、とりあえず、存在している、The ENID。幾度も、新作の噂が出ながら、実現しない現実。また、The ENIDが作品を出すことを期待せずにはいられない。


関連リンク:
The Lodge Recording Studio, Northampton, Northamptonshire, UK
theenid.com
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