Arriving Somewhere:Porcupine Tree



1.初DVD
さて、先日UDO Music Festival で散々な目に遭わされて、そのリヴェンジ来日が2006/11末に決定している(こちら参照)PorcuPineTreeの初オフィシアルDVDが発売になった。しかも、DeadWingで漸く日本デビューを果たしたばかりなのだが、このDVDも日本盤が発売されるという勢い。


2.思った以上に
もともと、かなり好きなバンドであるのだが、実は、ライブだと繊細さが裏目に出て、迫力不足になるのではとか、SE系雰囲気作りも重要なバンドなだけにライブでうまく表現されるのだろうかなどと、不安ばかりが先走っていたのだが、さにあらん、すばらしいライブ。曲目は、Deadwingを中心にして、ここ数作の曲を集めている。


3.繊細さと激しさ
彼らの魅力の一つに、非常に繊細さを感じさせる曲と重く激しい曲の混じり合いというのがあると思っているのだが、このライブはまさにその要素がふんだんに出ている。
まず驚かさせるのが、結構リフが重くて激しいところ。この側面のおかげで、ライブの聴き応えが出ていていい。一方で、雰囲気作り系の曲(Lazarusなど)は、Richard Barbariの活躍もありで、しっとりとさせながらもどこか悲痛さを感じさせる雰囲気が出ている。その両方をギターで表現するSteve Wilson が思った以上にうまくて、これも実は少しびっくり。
後は、ライブだけゲスト参加John Wesleyがかなり効いていて、Steve Wilsonのときに柔らかすぎる声にハイトーンでかぶせることでハーモニー効果とともに、ボーカルの力添えにもなっている。時々、リードも弾くけれど、メインはリズムギターで、これがまた見事に全体を支える。リズム隊も手数が多くていい。


4.楽しみが増す
いや、このDVDを見るとちょっとライブがかなり楽しみになってくる。これは、相当にいいライブを見ることが出来るかもしれない。


5.ちなみに
ちなみに、来日公演当初は、Robert Fripp+Adrian Belew の ProjecKt6の予定が、Robert Frippのみになってしまった模様。
6.謎
ところで、ボーナスディスクに入っているCymbal Songは一体何の目的で納められているのだろう?


関連リンク:
Porcupine Tree - Official Website
www.myspace.com/porcupinetree
PorcupineTree@dLINKbRING.com
using 'del.icio.us'
関連サーチ:
Porcupine Tree(Google)
Porcupine Tree(Technorati.jp)
Porcupine Tree(del.icio.us)
Porcupine Tree(Last.fm)
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アライヴィング・サムホエア
発売日 : 2006-09-27 (2DVD)
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