Spock's Beard のライブDVDは Neal の参加もあり



Spock's Beard

昨年は常に来日も果たした現代プログレの突破者的バンドである、Spock's Beard。その中心物である Neal Morse 脱退以降、なかなか苦しい状況もありながらも、今もバンドとしての活動を続けている。
そんな Spock's Beard が、プログレフェス The Progressive Nation at Sea cruise において、Neal Morse が途中参加してのライブを実施、その映像がDVD化されていたので、遅ればせながら入手してみてみた。
"Live At Sea"


最初は

冒頭は、当然ながら、現在の Spock's Beard のラインナップでの演奏。Neal 在籍当時から比べるとキーボードの Ryo Okumoto とギターの Alan Morse のハードなソロの要素が増えたように感じる。
また、小柄なドラマー Jimmy Keegan のドラミングは的確で、Dave Meros のベースと合わせてのリズム隊の安定度はかなり高い。
そんななか、Ted Leonard がボーカルをとる現在の Spock's Beard の演奏は、Neal 在籍時の派手さはないけれども、ライブバンドとしての実力は確かなものがある。


Neal 登場

そして、Neal 登場。やっぱり華があるというか、一気に雰囲気は変わる。
そして、名作バラッド June を一曲でまずはウォーミングアップ。美しすぎるバラッドはこうやって改めて聞いてもやはり心地よい。


金字塔

プログレ界でも金字塔ともいうべきアルバム The Light からタイトル曲である大作 The Light の演奏が始まる。
はっきりいって鳥肌もの。ここから始まったのだという思いは、多くのプログレファンが抱く感情であるだろう。それは、Spock's Beard のデビューというレベルのみならず、プログレルネッサンスという意味でも深い意味のある作品。それを Neal の歌唱で改めて聴けるというのは幸せというほかはない。


入手困難?

私は、たまたま入手できたのだけれども、ひょっとしたらこの作品は入手困難かもしれません。見つけたら買っておくのがお勧めです。


関連リンク:
Radiant Records. Spock's Beard "Live At Sea" DVD
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