ベルギーの凄すぎビッグバンド Flat Earth Society のライブを見た
Flat Earth Society
ベルギーの伝説的バンド X-Legged Sally の Peter Vermeersch と Pierre Vervloesem が参加するバンド Flat Earth Society。ブラス隊を多く交えたビッグバンド形式を取るバンドで、ジャズ色の強い、フリーなサウンドを展開している。
奇跡的
そんなバンドが、まさか日本に来るわけがないと思っていたところに、東京JAZZ への参加と単独公演が決まったと聞いて、なんという幸せな時代なのだろうか、と思いつつ、参戦できるかどうか危ぶまれる状況でしたが、なんとか参戦することができて、見てきました。続々と
オープニングアクトの演奏が終わった後にメンバーが続々と登場。最初は準備しているだけかと思っていたら、気づいたら、メンバーが定位置に尽きつつあるという感じ、そして、一気に演奏が始まる。圧倒的
10人にも上るブラス隊もあって、そして、さらに各人が圧倒的な演奏力を持っているだけあって、音の彩りがすさまじい。ブラス系とリズム隊を中心としてグルーブを作り出すこともあれば、ブラス隊がソロを自由に奏でることもあれば、ボーカル曲もあったり、ピアノがフリージャズな演奏を繰り出したり、ギターが自由な音をはじき出したりと、うまいだけじゃなくて、面白さが存分に詰まった圧倒的な演奏。楽しくて
最早拍子がどうなっているのかさっぱりわからないながらも、上記のようなグルーブが全体を支配しているから、とても楽しく体を踊らせることの出来るサウンド。さらに、様々なところで遊びな演奏要素があるために、どのプレイヤーの演奏を見ていればいいのか迷うほどに見所聴き所がいっぱい。おなかいっぱい
ということで、最後はアンコールが2回あるほどに2時間近いライブを存分に楽しめました。いやー、おなかいっぱいのライブでございました。
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