Dream Theater の新作は、Dream Theater



Dream Theater

アメリカンプログレメタルの雄、Dream Theater。前作で、中心人物である、Mike Portnoy と決別して新たなスタートを切った彼らだが、その第2作目の作品がリリースされたので聴いてみた。タイトルは、気合いの入りようを感じさせるその名も Dream Theater


原点回帰と

セルフタイトルアルバムをここに来て投入してきたというだけのことはある内容。今までに徐々に積み上げてきたサウンドスタイルを一度リセットさせたという印象のするアルバムで、彼らの要素である、メタルとシンフォニック、バラッド、テクニカル、メロディアスといったものが、再構築されているような印象。まさに、原点に返ると共に、新たに築き上げようとしているという印象が強い。


メタル

メタルサウンドの要素で言うと、より80年代的というのか、ストレートに激しいリフを繰り出しながら進むという印象が強くて、あえてこねくり回さずにストレートにリフやソロを響き渡らせている。


テクニカル

一方で、彼らの代名詞とも言うべき高速のテクニカルなアンサンブルも当然合って、若干聞き慣れ感もするのだけれども、上記のストレートなメタルサウンドの間に挟まれてくると、また少し印象の違いを感じさせてもくれる。


シンフォニック

一方で、組曲形式の曲を投入して、そのイントロやアウトロにシンフォニックサウンドを組み込んだりするなど、シンフォニックな要素もしっかりと組み込んでいる。


バラッド

また、彼らのもう一つの代名詞と言えるのが、美しいく切ないバラッド。The Looking Glass なんかは、変拍子とメロディアスなサウンド、そして、サビのメロウな雰囲気に加えて、テクニカルアンサンブルと、盛りだくさんの彼らの魅力を抜けると、美しいボーカルパートに入り込んでいくあたりは、バラッドなカタルシスがある。


とにかく

そんなところで、ブラッシュアップされた彼らの世界を強く堪能出来る作品にこの作品は仕上がっているといえるだろう。
ちょっと耳障りの印象も従来とは違うので、最初聴くとあれって感じがするところもあるのだけれども、聴き込んでいくとその新しさの意味が感覚に滲み混んできます。


5.1チャンネル

ちなみに、私は、DVDオーディオのついたエディションをかったのですが、こちらだと、5.1チャンネルサラウンドを楽しめて、またさらに彼らのテクニカルな音を深く堪能することが出来ます。

関連リンク:
Dream Theater – New Album Out Now | Official Site
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Dream Theater
発売元 : Roadrunner Records
発売日 : 2013-09-24 (1CD)
売上ランク : 242 位 (AMAZON.co.jp)
¥ 1,442 在庫あり。
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