The Dear Hunter の新作も伸びやかなエモプログレ
The Dear Hunter
アメリカのエモでポップなサウンドをキラーとして持つプログレバンド The Dear Hunter。その5枚目のアルバム Migrant がリリースされたので聴いてみた。ハイテンション
彼らの、とにかく愉快でハイテンションなサウンドを基調としながらも、随所に凝った展開を持たせつつトータルにアルバムを完成させるスタイルは、この作品でも健在。むしろ、ポップでだけど複雑な楽しさは倍増な面白さで、2曲目 "Whisper" でいきなりぶっ飛ばされる感じ。そこから、3曲目は一転雰囲気を一気に変えていくと言う展開で、ポップな一本調子になることなく、様々なテイストをうまく繋げていくあたりはさすが。
Casey Crescenzo
なんといっても、 中心人物 Casey Crescenzo の表現力に感服するしかない。壮大なサウンドを見事なボーカル表現力で描き上げている。盛り上がるところの尋常でない盛り上げ方は、気分が落ち込んでいても盛り上がらないではいられないほど。とにかく心地よくて、溜まらないけれども、ちゃんと捻くれているから、あらゆる側面から、楽しい。
是非とも
日本では、彼らのことを知っている人は少ない気がするけれども、Coheed And Cambria なんかが好きな人は、このバンドも好きなんじゃないかなって思う。お勧めです。関連リンク：
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