Between The Buried And Me の新作 The Great Misdirect がとてもいい



Between The Buried And Me

Between The Buried And Meは、2000年ごろに結成されたアメリカのメタル系の、メタルコアというかプログレメタルなというかなバンド。Dream Theater の主催イベント Progressive Nation にも参加したことがあったりもする。というところで、プログレ風味のあるメタルバンドで、Protest The Hero とか、Opeth とか、The Human Abstract とか、そのあたりの印象に近くて、メタル系で、デス声になったりもするけれども、変幻自在な複雑な面白みを展開しながらも、時にはストレートに叫んでいるというようなサウンド


新作

そのバンドの5枚目ぐらいの作品になるのが、2009年にリリースの "The Great Misdirect "。私自身は、Colors Live という前作の Colors をフォローするライブを収録した作品を持っているのだけれども、正直、最初にこのライブ作品を見たときは、面白いバンドとは思いながら、強く印象に残るほどではなかった。
ということもあり、新作を買うかどうかは悩みつつだったのだけれども、ふと立ち寄った Tower Record に置いてあったこの新作のポップがやたら絶賛していたので、思わず買ってしまいました。


そして、これが

で、これが、何とも、すばらしい出来で、ポップに裏切られることは無く、むしろありがとうという感じ。この新作、 "The Great Misdirect "におけるサウンドの変幻自在さが尋常ではない。叫ぶようなメタルチューンはもちろんのこと、ちょっと民族がかったサウンドであったりとか、TOOLの片鱗を感じさせるような重い反復であるとか、そして、メロディアスなサウンドに戻ったりなんだりで、ちょっとこのサウンドを適切に表現する言葉は見あたりませんという感じの展開の変幻自在さ。
かつ、それぞれのサウンドも複雑になりすぎることはなくて、聴いていて楽しくなるようなメロディアスさも持っている。


長尺

そんなサウンドであることと呼応してか、収録曲は、6曲だけれども、そのうち、ラストを飾る曲は約18分で、3曲は10分前後、残り2曲は5分ほどの短い曲というところで、長尺な楽曲が含まれている。
で、この長尺の曲がまた変化に富んでいるので、なかなか全貌を掴み切れないというところが、また嬉しい面白さ。これ、聴き込み甲斐がありそうです。


何とも

このサウンドの面白さをうまく言葉で表現仕切れないのが、あんとも残念なのだけれども、なんというか、前述に類似バンドとしてあげた、Protest the hero , Opeth などなどはもとより、メタルコアなバンドなどなどがお好きな方には、このサウンドは結構アピールするのではないかと思います。
いや、この変化に富んだ面白いサウンドはすばらしい。




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The Great Misdirect - Deluxe Version [Import CD+DVD]
発売元 : Victory Records
発売日 : 2009-10-27 (2CD)
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