PAATOS:Silence of Another Kind
1.概要
Swedenのプログレッシブロックバンドpaatos。初期King Crimsonの霞の向こうにある幽玄さを引き継ぐバンドは特にSwedenには多いが、このバンドもそう。ただ、King CrimsonはそこにMetalとJazzが組み込まれてくるが、このバンドはそういった部分は薄く、むしろ女性ボーカルとメロトロンで幽玄さが強調されている。
このバンドの2006年新作3作目Silence of Another Kind がリリース。
2.そして作品
作品のほうだが、前2作に比べると全体的にまとまりが出てきて、より完成度の高い出来になっている。勿論、彼らの最大の特徴である幽玄さは維持、また依然として歌詞の内容も非常に重く、魅力は薄れることもない。しかし、何故だろうかと思うほど歌詞や曲が重い。その重さや幽玄さがそのときの心境によってはとても感情移入出来ると思う。
ちょっとまとまりが出過ぎているところが、メジャー感に繋がって、彼らの薄れていきそうなマイナーなところに良さを感じていた向きには、ちょっと違和感を感じるかもしれない。
3.曲単位で言うと
"Is That ALL?"はかなり儚く美しい曲でいい。音もメジャー感があるので、一般にも評価されても良さそうなほどの出来。
4.追加で
最近のはやりmyspaceにpaatosのページも出来ていた(こちら)。こちらだと曲も聴けるので、聴いたことのない方はこちらで試し聴きしてみてはいかがでしょう。
関連リンク:
paatos Official Site
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paatos について
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