ヘンリー・ミラーの生涯と作品 この世で一番幸せな男
北回帰線、南回帰線などで有名な作家ヘンリー・ミラーの伝記。
もともと、ヘンリー・ミラーの作品は自伝的な作品であるが故に、
伝記などといっても、あまり新しい発見はないのではと思いながらも
読み始めたのだが、いやいや、ヘンリー・ミラーの人生はあまりにも
壮絶というか一般人の感覚からは格段に離れた生き方をしていて、非常に興味深い。
そして、その人生のほとんどを無一文として暮らしながら、
そして、文学者としてはほとんど認められないまま、
高齢になってようやくなんとなく認められたものの。
そして、この本の最後には非常に重要な言葉が、
この伝記の作者によって述べられている。
以下引用：
「彼のもっとも偉大な作品の主題は、人生において
生き残るということになる。」
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ヘンリー・ミラーについて
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この世で一番幸せな男―ヘンリー・ミラーの生涯と作品
posted with amazlet on 06.03.26
