天使と悪魔 Rolo Tomassi の儚さと轟音
Rolo Tomassi
Rolo Tomassi はイギリスのバンド。2005年にデビューしていて、すでに5枚のアルバムをリリースしている。Spence 兄妹を中心としたバンド。その2018年作品を Time Will Die and Love Will Bury It を聴いてみた。
私は、このバンド知ったのは最近なんですが、下記のYoutubeで衝撃を受けて、このアルバムを買ってみたのです。
Rolo Tomassi - Aftermath (OFFICIAL)
Rolo Tomassi - Rituals (Official audio)
ポスト・スクリーム
バンドをあえてジャンル分けをするとどうなるかですが、これが難しい。特にこのアルバムは、アンビエントなポストロック色もあれば、変則的な拍子使いで、マスロックともプログレッシブロックともいえそう。だけれども、デスボイスと轟音で責め立てるハードコアサウンドに豹変したりもするから、おするべし。
天使と悪魔
まるで、天使と悪魔のようで、女性ボーカリストがクリアボイスとデスボイスを使い分けて、それに呼応して、バンドサウンドも音響系からデス系へと変形する。煽られるようにして感極まった感情は、次の瞬間に破壊的なカタルシスを感じさせるヘヴィネスの中に突っ込んでいく。
この落差
この落差が溜まらない。両極に揺さぶられる感情は、しかし、まさに感情そのものであって、もう、身をゆだねないではいられない。Sigur Ros と Meshuggah を続けざまに聴かなくても、このバンドの中にそれぞれが収まっているというそんな感じ。
超絶お勧め
来日公演もしたこともあるようなので、知っている人は知っているバンドだとは思うけれども、まだ日本での知名度は高くないかもしれない。どういう人にお勧めできるか難しいけれども、幅広い音楽を聴きながらも、ポストロックからメタルコアな感じまでも受け付けられる人なら、一聴の価値はあると思います。
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