2018-09-19から1日間の記事一覧

霧がかった文体が構築する物語「最後の恋人」残雪

残雪中国の作家「残雪」。霧がかった独特の文体で、夢ともつかぬような、おぼろげな世界を描き上げる作家。 その作家の「最後の恋人」と題する作品を読んでみた。 構築残雪の作品は、どちらかというと絵画のようで、物語性は強くなく、何処かの何かをおぼろ…