遂に来た TOOL 新作は、言葉を失う



TOOL

なんと表現していいのかわからない圧倒的な存在を示すバンド TOOL。
圧倒的なヘヴィでかつ複雑怪奇なサウンドによって、最早他の追随を許さぬ孤高の存在。長らくの新作が待たれていたが、遂に13年ぶりの新作 Fear Inoculum をリリース。


Fear Inoculum

CDの構成はいつも凝っているが、ここに来て、時代のストリーミングに対抗するかのように、モニター付きの衝撃的な限定盤をリリース。一方で、過去の作品がこれを期に、ストリーミングで解放されるや、ランキングを独占するという。TOOLがこの新作で一気に帰ってきた。


圧倒

ここまで、間隔が開くとファンの期待のハードルも相当上がって、非常に難しい新作のリリースになると思うのだけれども、そんなことは全く関係なく、凄い作品がまたできあがってきました。
10分を超える曲が、平然と並ぶアルバム構成。そして、もはや一体何拍子なのか全くわからない、リズムがヘヴィに沈み込む。そこにのる Maynard のボーカルが、また、その複雑な拍子の間を飛び移るかのように紡いでいく。


陶酔

この複雑さについて行く成ったときに、そこにあるのは正に陶酔。そう、この圧倒的な音世界に、もはや身を任せるしかない。追っ手も追っ手も追いつけないその世界に、ひれ伏す。


7empest

そして、その中でもなおのことすさまじいのが、7empest。ここまでくると、もう、何も言えない。どうやっても表現することが出来ない。
まさに言葉を失う。そして、その音の中に嵌り込み、身を任せ、自然と動く体で音を聴いていく。


すごい

最後に、陳腐な言葉になってしまうけれども、すごいです。
全音楽ファンが聴くしかない名作、TOOL の Fear Inoculum。
筆舌に尽くしがたいとは正にこの作品です。


関連リンク:
Tool
関連サーチ:
Tool(AMAZON.co.jp)
Tool(Google)
Powered BY AmazoRogi