邪悪な香りが響く PoiL で Sus
PoiL
フランスのバンド PoiL。Rock In Opposition にも出演しているので、知っている人は知っているバンドだと思う。全面的に歪みまくったサウンドとフラットトーンでのボーカルスタイルから、邪悪感を強く感じさせる独創性の高いサウンドが特長。そんな彼らの Sus を聴いてみた。ねじれる
音は、ねじれまくっている。最早リズムがよくわからなすぎるぐらい終始ねじれている。ギターレスでキーボードとドラム、ベースのトリオだけれども、いわゆるキーボードトリオとは全く違う音。構築美という要素と正反対にいる、破壊美とも言うべきそれ。ごりごり
時に、静かなパートも交えているのだけれども、まぁ、いずれにせよ、混沌の雰囲気には変わりがない。随所にゴリゴリと攻めまくるサウンドが差し込んできていて、前衛芸術の様相が多分に漂っている。これが好き嫌いの分かれるところだろうし、これが、Rock in Opposition バンドであるという証でもあろう。
好きな人は
なので、Magma を中心として、独特の世界を築きながらも、テクニックに裏打ちされた混沌が好きなタイプの人には、非常に受け入れられるサウンドだと思うのですが、壮ではない人には溜まらなく変なサウンドに過ぎないだろう。聴く人を選ぶバンドだけれども、嵌ると抜け出せなくなります。関連リンク:
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