MOGWAI 新作お披露目ライブは、恵比寿 Liuid Room
MOGWAI
ポストロックの中でも、音響轟音系サウンドで知られるバンド、MOGWAI。若いバンドな印象だったけれども、いまやベテランバンドですね。そんな、MOGWAI が2011年新作 Hardcore Will Never Die But You Will のリリースにともない、そのお披露目ライブを恵比寿のLiquid Room でやるという、なんとも贅沢なお話で、迷わずチケットを購入して行ってみた。ちなみに、この新作が前日にTシャツ共々やってくるはずだったのですが、私は、残念ながら宅急便を受け取ることが出来ず、未だに手にしてはいません。
Nisennenmondai
さて、ライブです。が、急遽決定したのかどうか分からないのですが、前座がありまして、にせんねんもんだい。女子3人組ポストロックバンド。バンド版Perfume とかいうといい加減すぎて怒られそうですが、3人組女子で、エレクトリカも活用しつつ定リズムの無機質さに若干の混沌差を足し合わせるような音楽を聴かせる。私は、その昔、別のバンドの前座で見たことがあった。で、前回は結構衝撃的な印象だった気がするのだけれども、今回はなんか普通な印象。むしろ抑圧的に機械的なままで押し通した方が面白かったと思うのだけど、最後中途半端に盛り上げたのが、残念。MOGWAI
というところで、MOGWAI 登場。前半は、新作のお披露目。新作は、このライブの瞬間に初めて聴き始めたのだけれども、イメージとしては、かなり、カラフルになって、ポップになった感じ。まだまだ、新作をライブで演奏することが熟れてきていないせいもあるのかもしれないが、アンサンブルが、音の固まりでせまってくるという印象があまり感じられなかった。このあたりは、新作アルバムが届いたら、もう少しじっくり聴き込んでみたいところ。過去作品から
その後、過去の作品からの演奏。はっきりいって、見違える展開に感じた。それまだ、Liquid Room の音響が悪いのかと感じるぐらいに、轟音アンサンブルが綺麗に聞こえなかったのが、過去作品からの演奏になると途端に聞こえが良くなったように感じた。この辺は、熟れ具合の差なのかもしれない。そして、観客の盛り上がりも、やはり、後半の聴き慣れたサウンドのほうが上。というところで、バンドサイドも観客も最後はしっかりと大盛り上がりで終了でした。
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