OutTrio (Terry Bozzio) : STB139

1.東京公演
Terry Bozzio をフィーチャーしたジャズロックトリオ、Outtrio の東京公演@STB139にいってみた。
メンバーは、ギターに Alex Machacek ベースに Doug Lunn。

2.なんということだろう
OUTRIOのDVDのイメージでは、もっと渋い、音をおいていくような演奏なのかと思いきや、確かに、そういった繊細な音も在るけれど、激しく絡み合うパートも存分にあって、満喫しまくれた。

3.まずはドラミング
Terry Bozzio のドラミングのすごさは、改めて思い知らされた感じ。あれを、生で見ることが出来て、いい体験。あの巨大なドラムセットの中心で、特に軽く、おいていくように音をたたいて、トリオの全体のキメを確実に合わせながら、快速ドラミングパートでは、力一杯たたきまくる姿はかっこよすぎる。

4.そして、ギター
そらから、Alex Machacek のギターが予想以上のすさまじさに驚き。結構常にクールに弾いている感じなのだけれど、あの指先の異常なスピードの動きはちょっと、その辺の早引きギタリストじゃぁ、足元にも及ばないだろうというレベル。もっと、音響的なことを意識したギタースタイルなのかと思いきや、あそこまでもの激しい演奏を見せてくれるとは。感動です。勿論、ベースの Doug Lunn も完璧で、トリオでのアンサンブルというか、バトル的パートのあの疾走感、躍動感は、他ではなかなか見ることは出来ない。

5.ついでに
ちなみに、グッズを買うとサイン会もあって、なんともファンサービスもうれしいところ。しかも、かなり、フレンドリーな対応で、ああいう凄腕の人たちって、扱いにくい系の人かなと思いきや、気さくでこれもまたうれしいところ。