Lost World : Awakening of the Elements がすばらしい



1.ロシア
すごいバンドをそっと排出し続ける国ロシアからまたまた恐るべきバンドの登場。Lost World。結成は、1990に遡る模様。それから、苦節を経て2003年にオフィシャルにデビューアルバムを出している。この "Awakening of the Elements"はセカンド。


2.メンバー
Vassily Soloviev– flute, guitar, percussion
Andy Didorenko – acoustic and electric violin, guitar, bass
Alexander Akimov – keyboards, percussion, programming, sound engineering
この3人が主軸。ここにゲストが入ったりする様子。
ギター・ベースも出来るフルーティストとバイオリニストをそろえているだけあって、音はクラシカルなロック。





上記が、YOUTUBEで見ることが出来るライブの様子。ドラムとキーボードがライブ用メンバー(ただし、流動的?)で、フルーティストがギター兼任。ベースはライブではなしのように見える。


3.衝撃のアンサンブル
音の方は、After Crying もびっくりという、クラシカルジャズロック。結構うるさめのギターリフで構成するかと思いきや、California Guitar Trio を思わせるような、ストリング音の美しい、複雑に絡み合うアコギを前面に出したアンサンブルを作り出したりもする。また、Violinが縦横無尽には駆け回る楽曲では、これはDarryl Way も脱帽だろう。特に、3曲目の flute と violine が交互に攻め込んでくるところなどは、ちょっとプログレ好きにはたまらない。曲自体も、緩急をつけたり、曲によって様々なタイプを提示したりするので飽きも来ない。かなりクラシカルなバイオリン曲もある。
早くも今年の最高傑作候補が現れたという感じ。


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